りょうです。
2016年から仮想通貨に触れて、業界としては7年目になります。
ビットコインが1BTC=6万円の時に、リップルは1XRP=4円の時に、それぞれはじめて買いました。
2017年、1BNBを31円で購入、2021年4月にSHIBを買いました。
買った時 | 今の価格 | 倍率 | |
BTC | 6万円 | 600万円 | 100倍 |
XRP | 4円 | 75円 | 18.75円 |
BNB | 31円 | 44,500円 | 1430倍 |
SHIB | 0.00000001円 | 0.00000016円(売却時) | 16倍 |
SHIB以外の実際に売ったタイミングは、5〜6倍程度ですので、大きな利益は取れてないです。
ブームが来る前に売っちゃってました。
SHIBは、15倍くらいで売り抜いた記憶があります。
売った後にメディアでSHIBが騒がれ出して爆上がりです。
僕は小さな成功に満足したせいで売ってしまいました。
掴み損ねたチャンスは、あまりにも大きいです。
5倍程度で満足し、100倍、1000倍のチャンスを逃した原因は、
「勉強不足」です。
残念ながら、僕が仮想通貨をはじめた当時は、SNSもインターネットも日本語の情報はほとんどありません。
英語圏のニュースを翻訳したり、怪しい人の話を真剣に聞いて調べていました。
7年間を振り返ってみて、僕が思う生き残る仮想通貨の特徴を見つけたので、ぜひ参考にしてください。
生き残る仮想通貨、かなりシビア
実は、上位20位の仮想通貨でも6年間を振り返ると大きく変わっています。
2017 | 2018 | 2019 | 2020 | 2021 | 2022 | 2023 | |
1 | ビットコイン(BTC) | ビットコイン(BTC) | ビットコイン(BTC) | ビットコイン(BTC) | ビットコイン(BTC) | ビットコイン(BTC) | ビットコイン(BTC) |
2 | イーサリアム(ETH) | XRP(XRP) | イーサリアム(ETH) | イーサリアム(ETH) | イーサリアム(ETH) | イーサリアム(ETH) | イーサリアム(ETH) |
3 | ビットコインキャッシュ(BCH) | イーサリアム(ETH) | XRP(XRP) | テザー(USDT) | バイナンスコイン(BNB) | テザー(USDT) | テザー(USDT) |
4 | XRP(XRP) | ビットコインキャッシュ(BCH) | テザー(USDT) | XRP(XRP) | テザー(USDT) | USDコイン(USDC) | ソラナ(SOL) |
5 | ライトコイン(LTC) | ステラ(XLM) | ビットコインキャッシュ(BCH) | ライトコイン(LTC) | ソラナ(SOL) | バイナンスコイン(BNB) | バイナンスコイン(BNB) |
6 | カルダノ(ADA) | イオス(EOS) | ライトコイン(LTC) | ビットコインキャッシュ(BCH) | カルダノ(ADA) | XRP(XRP) | XRP(XRP) |
7 | アイオタ(MIOTA) | テザー(USDT) | イオス(EOS) | カルダノ(ADA) | XRP(XRP) | バイナンスUSD(BUSD) | USDコイン(USDC) |
8 | ダッシュ(DASH) | ライトコイン(LTC) | バイナンスコイン(BNB) | バイナンスコイン(BNB) | USDコイン(USDC) | ドージコイン(DOGE) | エイダ(ADA) |
9 | ネム(XEM) | ビットコインSV(BSV) | ビットコインSV(BSV) | ポルカドット(DOT) | テラ(LUNA) | カルダノ(ADA) | アバランチ(AVAX) |
10 | モネロ(XMR) | トロン(TRN) | テゾス(XTZ) | チェーンリンク(LINK) | ポルカドット(DOT) | ポリゴン(MATIC) | ドージコイン(DOGE) |
11 | イオス(EOS) | カルダノ(ADA) | トロン(TRN) | USDコイン(USDC) | アバランチ(AVAX) | ダイ(DAI) | ポルカドット(DOT) |
12 | ビットコインゴールド(BTG) | アイオタ(MIOTA) | カルダノ(ADA) | ステラ(XLM) | ドージコイン(DOGE) | ポルカドット(DOT) | トロン(TRN) |
13 | ネオ(NEO) | モネロ(XMR) | ステラ(XLM) | ビットコインSV(BSV) | シバイヌ(SHIB) | トロン(TRX) | チェーンリンク(LINK) |
14 | クアンタム(QTUM) | バイナンスコイン(BNB) | UNUS SED LEO(LEO) | ラップドビットコイン(WBTC) | ポリゴン(MATIC) | ライトコイン(LTC) | ポリゴン(MATIC) |
15 | ステラ(XLM) | ダッシュ(DASH) | コスモス(ATOM) | モネロ(XMR) | クリプトドットコムコイン(CRO) | シバイヌ(SHIB) | トンコイン(TON) |
16 | イーサリアムクラシック(ETC) | ネム(XEM) | モネロ(XMR) | イオス(EOS) | バイナンスUSD(BUSD) | ソラナ(SOL) | シバイヌトークン(SHIB) |
17 | リスク(LSK) | イーサリアムクラシック(ETC) | ミンドル(MIN) | ネム(XEM) | ラップドビットコイン(WBTC) | ユニスワップ(UNI) | ダイ(DAI) |
18 | バージ(XVG) | ネオ(NEO) | フォビトークン(HT) | トロン(TRN) | ユニスワップ(UNI) | アバランチ(AVAX) | ライトコイン(LTC) |
19 | トロン(TRX) | ジーキャッシュ(ZEC) | チェーンリンク(LINK) | テゾス(XTZ):(10→19) | ライトコイン(LTC) | UNUS SED LEO(LEO) | ビットコインキャッシュ(BCH) |
20 | アイコン(ICX) | ウェーブス(WAVES) | ネオ(NEO) | UNUS SED LEO(LEO) | チェーンリンク(LINK) | ラップドビットコイン(WBTC) | インターネットコンピューター(ICP) |
5年前の2018年の上位通貨のイオス、アイオタ、モネロ、ダッシュ、ジーキャッシュ、ネオは、今は全然名前を聞きません。
3年前の2021年に上位通貨のテラは大暴落、チェーンリンクが上位から姿を消しました。
つまり、いま上位トップ20にいるからといって、長期投資の根拠にはならないのです。
生き残る仮想通貨7つの特徴
大前提ですが、単独で上昇する銘柄ではありません。
仮想通貨市場、ブロックチェーン産業が盛り上がった時に、一緒に上昇するであろう銘柄を選ぶ必要があるのです。
ですので、僕が伝える方法で100倍、1000倍は狙えません。
一攫千金が欲しい人よりも、時間をかけて資産を作りたい人に向いています。
仮想通貨市場、ブロックチェーン産業の上昇に連動する可能性が高い銘柄の特徴を紹介していきます。
特徴1:プロジェクトの内容がシンプル
仮想通貨の大元のプロジェクトが理解しやすいものであることが重要です。
2017年から生き残っているプロジェクトはこんな感じ
生き残っているプロジェクト
- ビットコイン(BTC):ブロックチェーンによる新しい通貨・金融システム
- イーサリアム(ETH):ブロックチェーンアプリを作れる
- XRP(XRP):銀行間決済を爆速で行う
- カルダノ(ADA):個人間少額決済プラットフォーム
続いて、2017年ごろにメディアでも投資家間でも話題になっていたが、最近全く取り上げられなくなったプロジェクトの内容。
失墜したプロジェクト
- クアンタム(QTUM):ビットコインの安定性とイーサリアムの柔軟性を融合したブロックチェーンプラットフォーム
- バージ(XVG):トランザクションの完全な匿名性を提供するプロジェクト
- ネオ(NEO):中国版イーサリアム。中国政府の影響を受けて、ほぼ頓挫。
- イオス(EOS):プロックチェーンアプリを作れる+独自チェーンのセキュリティが優れている
- アイオタ(MIOTA):IoTデバイス間でのマイクロトランザクションを可能にすることを目指す仮想通貨。
失墜するプロジェクトの傾向として「それイーサリアムでよくない?」と済んでしまうプロジェクトが多いんですよね
そのくらいイーサリアムの覇権は凄まじいです。
特徴2:技術の使い道がイメージしやすい
このプロジェクトって何に使われるんだろうか?ということですね。
株式は、会社への期待感です。
基本的に製品やサービスに期待できないと株価は上がりません。
製品の不正が見つかったトヨタは株価が下がりましたよね。
仮想通貨は、技術への期待感です。
誰がどんな時に使うのかが明確なものほど、生き残る傾向にあります。
技術の使い道
ビットコイン(BTC):有事の資産や国に左右されない決済
イーサリアム(ETH):ブロックチェーンアプリを開発できる
XRP(XRP):銀行の国際送金
カルダノ(ADA):人口が多く、所得の低い地域の決済
XRPは銀行であるSBIや三菱東京UFJと提携して開発が進んでいますし、カルダノはアフリカでの開発が進んでいます。
特徴3:技術者のコミュニティができている
ブロックチェーンは、プログラムですので、技術者(プログラマーやエンジニア)が、アプリやサービスを作るときに使われます。
技術者のコミュニティが盛り上がり、アプリやサービスが作られていくと、プロジェクトそのものが注目されやすくなります。
イーサリアムでゲームやNFTが作られたときは、さらに話題になりましたよね。
コミュニティとしては、X、reddit、Discordが多いので、フォロワー数のチェックを必須です。
特徴4:プラットフォーム型である
プロジェクトの中身の話になります。
生き残る傾向として、「プラットフォーム型」が多いです。
プラットフォームとは、人が集まるものという意味です。
プラットフォームは人が集まるほど、自分の目的達成がめっちゃ楽になります。
旧TwttierのXやフリマアプリのメルカリもプラットフォームです。
Xは情報収集が、メルカリは不用品の販売が、めっちゃ楽になりましたよね。
イーサリアムは、ブロックチェーンアプリやNFTを作る時に便利なので人気です。
イーサリアム、カルダノ、ソラナ、ポルカドット、コスモス、アスターなど、多くの人気プロジェクトがプラットフォーム型です。
ポリゴンのように、イーサリアムの補助的な要素が強いプロジェクトは、注意します。
特徴5:トークンに実需がある
ここからは、トークンの話です。
トークンとは、僕たちが買う仮想通貨のことです。
プロジェクトとトークンは、切り離して考えます
僕たちが買っている仮想通貨は、元々プロジェクトが開発資金を集めるために発行したデジタルデータです。
株式会社が、お金を集める時に発行する株式と同じですね。
つまり、プロジェクト側には、発行したトークンの価値が上がろうが下がろうが痛手はないんです。
無から有を生み出す現代の錬金術なので、詐欺が蔓延しました。
(僕も騙されました笑)
生き残るプロジェクトは、関わる人を大切にします。
しかし、仮想通貨は、技術への期待感が数字になっているだけ。
投資している人の期待が薄まれば売られていき、価格が落ちます。
そこで仮想通貨の価格を落とさないように、実用的な需要が設計されていることが多いです。
イーサリアムのETHは、イーサリアムブロックチェーンアプリ内の取引では、円やドルではなくETHが使われます。
ゲームのアイテムやNFTを買うためには、ETHが必要なんです。
ブロックチェーンを動かすための燃料(ガス代)としてもETHが消費されます。
イーサリアムで作られたゲームに人気が出れば、人が集まりますよね。
人が集まった時にETHをお金として、みんなが買うことでETHそのものに価値を持たせられるんです。
こういった設計がないプロジェクトの通貨を買うと、デジタルゴミになってしまうのでご注意ください。
特徴6:発行枚数に上限がある
ビットコインには、2100万枚という発行上限があります。
発行上限があると、1枚あたりの希少性が増すことはイメージできますか?
2100年ごろに2100万枚が発行済みになると言われていますが、半減期ごとに発行枚数は半分になっていきます。
世の中に出回っている枚数<ビットコインを欲しい人
の状態になることで、価格が吊り上がっていきます。
だから、ビットコインは価格が上がると言われているのです。
対して、円やドルには発行上限がありません。
無制限に発行することができます。
発行枚数を2倍にすると、1万円札の価値は半分になります。
インフレ状態ですね。
物価が上昇している今も、インフレが関与しているとも言われています。
発行上限が決まっており、人気による希少性が年々高まるビットコインと
物価上昇により実質的に価値が落ちている円やドルなら
どちらが資産として有効かはわかりますよね。
発行上限が設定されていない通貨は、どんどん発行されていくので、持っているだけで1枚あたりの価値が落ちていくので注意です。
ちなみに、イーサリアムには、発行枚数の上限はありません。
ただ、例外的に次の「デフレトークン」に該当するので、生き残る可能性が高いです。
特徴7:デフレトークンの要素がある
先ほど話に出たインフレの反対語のデフレ。
インフレは、枚数が増えていき、1枚の価値が薄まっていくこと。
デフレは、枚数が減っていき、1枚の価値が高まっていくこと、です。
枚数を減らすために、バーン(焼却)される仕組みや動きがあります。
バーンとは、存在しないウォレットアドレスに送金して、取り出せなくすることです。
わかりやすい実例がありましたので引用します。
イーサリアム
イーサリアムは、取引手数料の一部をバーン(Burn)しています。
実際、2023年1月には60,000ETH(約120億円)以上のバーン(Burn)を実行しており、総供給量が減少している状況です。
イーサリアムは発行上限が決まっていないので供給過多を心配する声もありますが、バーン(Burn)によって供給量をコントロールしています。
バイナンスコイン(BNB)
大手取引所のBinanceが発行するバイナンスコインは、総供給量の半分がバーン(Burn)される予定です。
発行上限枚数は2億枚なので、バーン(Burn)が完了すると1億枚まで供給枚数が減少します。
バーン(Burn)は四半期ごとに行われ、Binanceが前四半期で得た利益の20%相当が焼却に使われる仕組みです。
アバランチ(AVAX)
アバランチは、取引手数料として支払われたAVAXをすべてバーン(Burn)しています。
2023年3月時点では既に210万AVAX(約46億円)以上がバーン(Burn)されており、価格の安定化を図っているのが特徴です。
AVAXの発行上限枚数は7億2,000万枚と決まっているので、バーン(Burn)がさらに進めば希少性も高まるでしょう。
https://www.for-it.co.jp/mediverse/cryptocurrency/burn/
仮想通貨の注意
日本は、アメリカと比較して、マーケティングは5年遅れ、金融は30年遅れと言われています。
詐欺コインで有名なノアコインの設計会議で「日本人に売ればいい」という発言があるくらい、詐欺師からターゲットにされるのが僕たちです。
また、仮想通貨で資産を作りたいのであれば、インフルエンサーの情報は話半分にしておいてください。
インフルエンサーの多くは、2020年から2021年にかけての高騰で参加した人たちがほとんどで、日本語化された文献から情報を取っています。
ブロガーに至っては取引所のアフィリエイトで稼ぐために、NFTやブロックチェーンゲームの情報発信をしています。
NFTもBCGのほとんどが本質的な価値はありません。
どちらも手を出しましたが、素人が稼ぐには難しいので辞めましょう。
投資をきちんと勉強したい方へ
仮想通貨への可能性を感じている時点で、先見の名を持たれていることと思います。
いまから仮想通貨に投資をするには、コツが必要です。
仮想通貨は、半減期を境に上昇します。
これは傾向として事実になると思います。
買えば資産が増える可能性が高い状況です。
しかし、2025年末に最高値を更新した後は、例年通り大暴落するでしょう。
前回は、最終的に最高値の16%の価格まで落ちました。
10万円が1.6万円になってしまったということです。
インターネットやインフルエンサーからの情報では、「買うための情報」は得られます。
しかし、資産を守ったり利益確定のための「売るための情報」は得られません。
そのまま何もできずに資産を減らして、買ったチャンスを無駄にしてしまいます。
投資はきちんと勉強すると、下落していく局面でも資産を増やしていくことができます。
相場心理がわかるようになりますので、「いつ買うべきなのか?売るべきなのか?」だけでなく、「今は買うべきではない。売るべきではない。」という自分自身の判断能力が身につきます。
ブレない投資戦略と自分の戦略を信じる心構え。
そのスキルが「トレード」で身につきます。
僕は投資の学校でトレードを勉強しながら、ブログやSNSの発信をしています。
ご興味がある方は、公式LINEから【トレード】と、メッセージを送信してください。
きちんとやり取りができる方には、詳細をお伝えしたいと思います。