ホットペッパービューティーのブログは、次の5つの手順で書けば、初めての人でも1記事30分ほどで、予約につながる記事になります。
- 読む人を1人に決める:「みなさん」ではなく、サロンにいちばんお金を使ってくれているお客さんに似た1人
- テーマを1つに絞る:その人が興味を持ち、しかもクーポンにつなげやすいテーマ
- 型に沿って本文を書く:挨拶→テーマ→本文→クーポン、の順。本文は300〜800字が目安
- タイトルは最後に作る:答えを書かず、「気になる」と思わせる
- カテゴリとクーポンを設定して公開する:カテゴリは「ビューティー」、クーポンは必ず付ける
この記事では、5つの手順をくわしく書いたあと、ネタの選び方とよくある失敗、そして「ホットペッパーのブログに頼りきらない」ための考え方まで書きます。
ホットペッパービューティーのブログは意味がある?
意味はあります。理由は3つです。
- サロンの安心感が伝わる:更新が続いているサロンは、「いまちゃんと営業している」「どんな人がいるか分かる」と思ってもらえます
- スタッフの人柄で選ばれる:技術やメニューだけでは差がつきにくい時代です。スタッフの考え方や好きなものが伝わると、「この人にお願いしたい」というお客さんが生まれます
- 記事からクーポンに案内できる:ブログにはメニューやクーポンを載せられます。読んで「受けてみたい」と思った瞬間に、予約までの道がすぐそこにあります
ただし、ブログを書いたから検索順位が上がる、という決まりはホットペッパー側から公表されていません。「書けば上に出る」ではなく、「見に来た人に選ばれる理由を増やす」ものと考えてください。
ホットペッパービューティーのブログの書き方5つの手順
手順1 読む人を1人に決める
初めてブログを書く人は、たくさんの人に向けて書こうとして、「みなさん」という言葉を使いがちです。でも、ブログを読んでいる人は、一人でスマホをスクロールしています。ブログは、読む人への「手紙」だと思って書いてください。
誰に書くかに迷ったら、あなたのサロンにいちばんお金を使ってくれているお客さんを思い浮かべます。その人に似た人は、サロンのファンになり、通い続けてくれる可能性が高い人だからです。たとえば「仕事のストレスで太ってしまい、なかなか痩せないことに悩む40代の看護師の女性」のように、具体的に書き出します。
手順2 テーマを1つに絞る
テーマとは、その記事で「何について書くか」です。書いていると「あれも、これも」と伝えたいことが出てきますが、1記事のテーマは1つに絞ります。2つ目、3つ目は、次の記事のネタに取っておきます。
選ぶのは、手順1の人が興味を持ちそうで、しかもクーポンにつなげやすいテーマです。先の看護師の女性で、あなたが痩身のサロンなら、「夜勤明けに食べても太りにくいもの」「痩せない本当の理由」のような、その人の毎日に近いテーマが向いています。
手順3 型に沿って本文を書く
本文は、次の型で書きます。順番を決めておくと、毎回迷わずに書けます。
- 挨拶:「〇〇(サロン名)の〇〇(名前)です。」の一文だけ。誰が書いているかが伝われば十分です
- テーマ:「今回は〇〇についてお話しします」または「〇〇で悩んでいませんか?」の一文
- 本文:300〜800字が目安。専門用語は使わず、小学生でも分かる言葉で
- クーポン:本文の内容に近いクーポンか、いちばん受けてほしいクーポンを付ける
本文に困ったら、テーマが近い記事をGoogleで2〜3本探して読みます。そのうえで、あなたのサロンのお客さんにぴったりの情報だけを選び、自分の言葉で書き直します。雑誌の編集者のように、「この人に必要な情報」を選んで届けるイメージです。写真を2〜4枚入れると、読みやすくなります。
手順4 タイトルは最後に作る
タイトルは、ブログの一覧に表示される、いちばん大事な部分です。ここで興味を持ってもらえないと、本文は読まれません。だから本文を書き終えてから、最後に作ります。
コツは、タイトルに答えを書かないことです。手品は種が分からないから面白い。「夜勤明けのコンビニで、太らない人が選んでいる1品」のように、「なんだろう」と思わせて、答えは本文に書きます。ネットニュースのタイトルが参考になります。
手順5 カテゴリとクーポンを設定して公開する
美容の知識を書いた記事は、カテゴリを「ビューティー」にします。「おすすめメニュー」や「サロンのNEWS」ばかりが並ぶと、ブログの一覧が広告のように見えてしまうからです。美容の専門家として見てもらうために、カテゴリも選びます。そして、クーポンは必ず付けて公開します。
ホットペッパービューティーのブログのネタ4つ
- 季節の悩み:春は花粉で荒れた肌、夏は日焼け、冬は冷えと乾燥。卒業式やクリスマスなど、その月の行事に合わせるのもおすすめです
- 美容の知識:お客さんから見て、あなたは美容のプロです。仕事の中で知ったこと、業界の人しか知らないことを、やさしい言葉で伝えます
- サロンの強みと技術:ほかのサロンとどう違うのかを書きます。効果・効能をうたうときは、薬機法(効果の言い過ぎを禁じる法律)に触れない書き方にします
- お客さんの声と質問:いちばん説得力があるネタです。施術中に聞かれた質問に、ブログで答えるのも効きます
ホットペッパービューティーのブログでよくある失敗
- 「みなさん」に向けて書いて、誰にも刺さらない
- 1記事にいくつものテーマを詰め込んで、何の記事か分からない
- タイトルに答えを書いてしまい、本文が読まれない
- カテゴリが「おすすめメニュー」ばかりで、広告に見える
- クーポンを付け忘れて、読んだ人が予約に進めない
- 最初に気合いを入れすぎて、続かない(内容の完ぺきさより、続けることのほうが大事です)
ホットペッパーだけに頼らない集客も作る
ホットペッパービューティーは、予約までが早い便利な入口です。ただ、そこに来るお客さんは、ほかのサロンとクーポンを並べて比べています。ホットペッパーだけに頼ると、掲載料を払い続けながら、値引きで選ばれる戦いから抜けにくくなります。
だから、ホットペッパーの外にも入口を作っておきます。
- Googleマップ:「近くのサロン」を探す人に見つけてもらう。写真と口コミの手入れを続ける
- Instagram:施術の前後や、スタッフの人柄を見せる
- 公式LINE:一度来てくれたお客さんと直接つながり、次の予約や季節のお知らせを届ける
ホットペッパーのブログで身につけた「1人に向けて、1テーマで書く」力は、InstagramやLINEの発信にもそのまま使えます。
ホットペッパーのブログで使える記号・使えない記号
ホットペッパービューティーのブログ(SALON BOARDの入力画面)では、絵文字は使えません。機種によって形が変わる文字(機種依存文字)も、「本文は不正な文字を含んでいます」と出て保存できない原因になります。公式の一覧は公開されていないので、ここでは実際によく使われているものと、エラーになりやすいものを分けて書きます。
| 分け方 | 記号の例 |
|---|---|
| 使われていることが多い(全角の基本的な記号) | ! ? ♪ ★ ☆ ◆ ◇ ■ □ ● ○ ◎ ※ → ← ↑ ↓ 「」 『』 () 【】 〜 ・ |
| エラーや文字化けになりやすい | 絵文字(スマホの顔のマークなど)/丸数字(①②)/ローマ数字(ⅠⅡ)/㈱などの1文字にまとめた記号/㎝などの単位記号/♡・✨などの飾りの記号/インスタで使われる飾り文字のアルファベット |
「不正な文字」のエラーが出たときは、本文を少しずつ消して保存を試し、どの文字で止まるかを見つけるのが一番早い方法です。インスタの投稿文をそのまま貼ると、飾りの記号や絵文字が混ざっていることがよくあります。番号を付けたいときは、丸数字ではなく「1.」「2.」や「【1】」で書くと安全です。
なお、使える記号はホットペッパー側の仕様の変更で変わることがあります。大事な記事は、公開する前に下書きで保存できるかを確かめてください。
よくある質問
ホットペッパービューティーのブログは、どれくらいの頻度で書けばいいですか?
内容の完ぺきさより、続けることが大事です。まずは週1本など、無理なく続けられる頻度を決めてください。1記事30分の型があれば、続けやすくなります。
1記事は何文字くらい書けばいいですか?
本文は300〜800字が目安です。長く書くより、1人に向けて1テーマを分かりやすく書くほうが読まれます。写真を2〜4枚入れると、文字が少なくても伝わります。
タイトルの文字数や、使えない文字・記号はありますか?
絵文字と、丸数字(①)・ローマ数字(Ⅰ)などの機種依存の文字は、「本文は不正な文字を含んでいます」と出て保存できない原因になります。!・♪・★・→などの全角の基本的な記号は、使われていることが多いです。詳しくは上の「使える記号・使えない記号」の表を見てください。入力できる文字数や使える記号は仕様の変更で変わることがあるので、SALON BOARD(サロンボード)の入力画面でも確かめてください。
ホットペッパーの外で、サロンがどう見えているか
ホットペッパーのブログを続けながら、外の入口も少しずつ作っておくと、掲載をやめたくなったときに困りません。Googleマップ・Google検索・ChatGPTで探したときに、あなたのサロンが出てくるか、代わりにどこが選ばれているかは、RSMの無料のAI診断レポートで確かめられます(毎月10社まで)。







