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ホームページ保守費用の相場|放置した私のサイトはこうなった

ホームページ保守費用の相場|放置した私のサイトはこうなった

ホームページの保守費用は、何もない月は掃除代、事故が起きた月は保険金です。そしてこの「事故」を、私は自分のサイトで実際に経験しています。

この記事では、保守費用の相場(月額1.5〜3万円が目安)を示したうえで、なぜその金額を払うのかを、放置サイトがハッキングされた私自身の実例から説明します。「更新もしていないサイトに、毎月お金を払う意味があるのか」と感じている方に向けた、現場ベースの話です。

実例:放置していたサイトが乗っ取られ、隣のサイトまで巻き込んだ

私が管理していたサイトの一つに、しばらく更新せず放置していたものがありました。使っていなかったので、正直、意識の外にありました。そのサイトが、ある日ハッキングされます。

入り口を作られ(バックドアと呼ばれる裏口)、サイトはダウンしました。厄介なのはここからです。同じサーバーに載せていた、まったく別の稼働中サイトにまで影響が及びました。一つの放置サイトが、隣のサイトを巻き込む——横感染です。放置の代償は、そのサイト一枚で完結してくれません。

そしてこの事故には、対照的な事実がもう一つあります。セキュリティ対策を徹底していたお客様のサイトは、何も問題がありませんでした。同じ嵐の中で、放置していたものはやられ、対策していたものは無傷だった。保守に払うお金が何を買っているのか、これほど分かりやすく突きつけられたことはありません。

ただ、結末は最悪ではありませんでした。きちんと手順を踏めば、乗っ取られたサイトは復旧できます。そしてバックアップさえ残っていれば、事故前の状態に問題なく巻き戻せる——これも同じ経験から分かったことです。この一件以来、私は管理するすべてのサイトに、毎月1回の自動バックアップを必ず組んでいます。

なぜ放置が危ないのか:サイトは「置いておくだけ」で古くなる

ホームページ、特にWordPressのようなシステムで作られたサイトは、車と同じで、置いておくだけで劣化します。中で動いているプログラム(本体やプラグイン)には、時間が経つと弱点(脆弱性)が見つかります。更新はその弱点を塞ぐ作業です。塞がずに放置したサイトは、鍵の壊れた空き家と同じで、外から見つけられ次第、入られます。

つまり保守費用は、更新という「掃除」を毎月続けることで、乗っ取りという「事故」の確率を下げるためのお金です。何も起きない月は掃除代に見え、事故が起きた月に初めて保険金だったと分かる。放置サイトは、時限爆弾を抱えたまま毎日を過ごしているようなものです。

保守費用の相場:何にいくら払っているのか

保守費用は「何をどこまで見るか」で幅があります。目安を正直に書いておきます。

  • 数千円〜/月:サーバー・ドメインの維持と、たまの更新程度。バックアップや監視は付かないことが多い
  • 月額1.5〜3万円:定期的な更新、毎月の自動バックアップ、不具合時の対応、簡単な内容修正まで含む現実的なライン
  • それ以上:頻繁な更新代行やアクセス解析のレポートまで任せる場合

中小企業や個人事業のコーポレートサイトなら、多くは月額1.5〜3万円のレンジで十分です。ここで判断の軸を一つ。「バックアップが毎月自動で取られているか」——これが付いていない保守は、いざという時に効きません。私が事故から生き延びられたのは、結局のところバックアップがあったからです。

安い保守プランを検討するときは、金額の前に「バックアップの頻度と保管方法」「更新(本体・プラグイン)を誰がやるのか」「障害時にどのくらいで復旧してくれるのか」の3点を必ず確認してください。ここが空欄の保守は、掃除だけして保険が付いていない状態です。

正直な注記:全部を人に任せる必要はない

誤解のないように書きますが、保守は必ず外注しなければいけないものではありません。仕組みが分かる方なら、自動バックアップの設定と定期的な更新は自分でも回せます。実際、私は自分のサイトを自分で守っています。

ただ、本業がある経営者にとって、更新の通知を毎回気にして、事故ったら自力で復旧する——この「意識の片隅を常に占められる状態」こそがコストです。月1.5〜3万円は、その心配ごとを手放すための金額でもあります。使っていないサイトほど意識から消え、消えたサイトほど危ない。放置だけは、しないでください。

結論:保守は「事故が起きる前提」で設計する

保守費用の考え方を、順番にまとめます。

  1. 毎月の自動バックアップ——事故の被害を「巻き戻せる」状態にする最優先の一手
  2. 本体・プラグインの定期更新——弱点を塞ぎ、乗っ取りの確率を下げる
  3. 障害時の復旧体制——誰が、どのくらいで直せるかを事前に決めておく
  4. 相場は月額1.5〜3万円——バックアップと更新が含まれて、この帯なら妥当

「今の保守内容で、事故ったときに巻き戻せるのか分からない」——そう感じたら、無料相談(30分・オンライン)で現状を一緒に点検します。売り込みはしません。サイト制作から月額保守までの考え方はWEBサイト制作もあわせてご覧ください。

中村 凌RSM Web Consulting 代表/AI集客コンサルタント

福岡市中央区を拠点に、ホームページ・公式LINE・SNS・Googleマップをまとめて、経営者のマーケティングとシステムづくりを支援しています。

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